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更新日:2019年8月2日
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65歳からの平均余命は、男性19年、女性24年です。
65歳以上の農家夫婦の家計費は年間278万円必要といわれています。国民年金だけでは夫婦で年間158万円、年間120万円(1カ月あたり約10万円)不足することになります。
農業者年金は老後生活をサポートします。老後の生活を安心して送るためにも、ぜひ農業者年金のご加入をお薦めします。
国民年金の第1号被保険者で、年間60日以上農業に従事する60歳未満の人は、誰でも加入できます。脱退も自由です。脱退一時金は支給されませんが、加入期間にかかわらず、それまでに支払った保険料は将来年金として受け取れます。
将来の年金受給に必要な原資を自分で積立てる、積立方式の確定拠出型年金です。年金額が加入者・受給者の数に影響されない安定した制度です。
毎月の保険料は2万円を基本とし、最高6万7000円まで1000円単位で選択できます。農業経営の状況や、老後設計に応じて、いつでも見直すことができます。
また、認定農業者などの一定の要件を満たす農業者には国からの保険料の国庫補助(政策支援)があります。
年金は生涯支給されます。仮に加入者・受給者が80歳前に亡くなった場合でも、死亡した翌月から80歳までに受け取れるはずであった農業者老齢年金が、死亡一時金として遺族に支給されます。
支払った保険料(最高年額80.4万円)は全額、社会保険料控除の対象になります。(民間の個人年金の場合、控除額の上限は5万円)
受け取る農業者年金も公的年金等控除が適用されます。(65歳から年金受給の場合は国民年金〔基礎年金〕と合わせて年額120万円までは非課税)
農業者年金基金より毎年、前年度に納付した保険料、前年度の運用益、前年度末の積立金の総額が各個人ごとに通知されます。
※農業者年金加入の申込みや相談は農業委員会事務局、またはお近くのJAにお問い合わせください。
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