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更新日:2022年4月15日
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笛吹市では、新たな行政ニーズに的確に応えるとともに、引き続き質の高い行政サービスを提供していくために、また、笛吹市を100年続くまちとするために、笛吹市の行財政を身の丈に合ったものにすることを目標に、行財政改革を推進します。
平成29年度に策定した本市の最上位計画である「第二次笛吹市総合計画」では、「幸せ実感100年続くまち」の実現を目指しています。総合計画に基づくまちづくりを着実に推進していくためには施策を実行するための安定的な財政基盤を確立し、最小の経費で最大の効果を上げるよう取り組む必要があります。
平成17年度以降、4次にわたり行財政改革大綱を策定し、様々な行政課題を解決するため、行財政改革に取り組んできました。令和3年度で「第4次行財政改革大綱」の計画期間が終了したことから、新たな指針として、「第5次行財政改革大綱」を策定しました。
本大綱は、本市の最上位計画である「第二次笛吹市総合計画」を下支えする計画の一つであり、総合計画に掲げた将来像の実現に向け、行財政改革に取り組むための指針と位置付けます。
第5次行財政改革大綱の取組期間は、令和4年度から令和7年度の4年間とします。
多様化する市民ニーズに的確に応えるため、第5次行財政改革大綱では「TakeActionまず行動を起こそう」をスローガンに、新たな行政課題に迅速かつ柔軟に対応できる市役所を目指します。
そのため、次のとおり5つの基本方針を基に、行財政改革を推進します。
高度化、多様化する市民ニーズ、少子高齢化など、時代の変化を的確に捉え、行政サービスが現状に適したものであるか検証した上で、事務事業や仕事のやり方、考え方を見直すとともに、職員の意識改革や能力向上を図り、効果的、効率的な行財政運営を推進します。また、統計データや各種指標など、客観的、合理的な根拠に基づいた政策立案を行う、いわゆるEBPM(エビデンス・ベースト・ポリシー・メイキング)を推進します。
多様化する行政課題に対応するため、財源、人材、施設などの限られた資源を効果的、効率的に運用します。
市民の安全、安心や利便性の向上、行政内部の効率化を実現するため、既存のICTや新たなデジタル技術を活用し、組織や社会、人々の生活をより良いものに変革する、いわゆるDX(デジタル・トランスフォーメーション)を推進します。
公共サービスをより充実したものとするため、行政が直接行う必要性や効率性、サービス向上などの観点から、民間のノウハウを活用した方がより効果的、効率的に実施できるものについては、市民団体や企業等と連携するなど、民間活力の活用を推進します。
人口減少や少子高齢化による市税の減収、社会保障関係経費の増加、また、老朽化した公共施設等の対策や多様化する災害リスクへ対応するための防災対策など、財政状況が厳しさを増す中、安定した財政基盤を確立するため、全職員がコスト意識を持ち経費の節減を図ります。
第3次笛吹市行財政改革実施計画(改訂版)(PDF:19,533KB)
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