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更新日:2018年12月19日

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「妻との時間が増えた」山梨で農家に転身した大野さん

インタビューした方の写真

移住までの経緯・概要

私は出身が埼玉県で大学は東京に通っていましたが、就職してから東京に住むようになりました。もともと自然が好きで、転職するなら農業をしたいということもあって有楽町にある移住窓口に相談しに行きました。そこで有機栽培で農業をするなら石川と岡山が候補に挙がりましたが、行くのに遠く下見ができなかったので、最終的に「山梨はどうだろう」ということで山梨の移住相談窓口に行きました。そこで私の前の相談者に会い、農業の後継者がほしいとのことで、山梨に来て上手くいったら後を継いでほしいということで山梨に移住しました。今は農業学校に通いながら農業をしています。

きっかけ

サラリーマンとして東京に住みながら働いていて、妻と二人で「将来どうしようか」ということを考えたときに妻が農業をしたいということで移住窓口に相談しに行ったところ、山梨がほかの候補に比べ遠くないという場所の問題や、ちょうど私たちの前の相談者が後継者を探している農家さんで、私たちの希望と意見が一致したことが強いです。また妻は薬局の医療事務で遅くまで働いていて、土日も仕事を持ち帰らないと終わらないということで一緒にいる時間が限られていたことも転職のきっかけで、二人の時間を大切にしたいというのもありました。さらに子供ができたときに東京だと待機児童が多く、子育てがしにくい環境だったのもそうですね。あとは私がサッカーを好きなので、サッカーができる環境がほしかったのもあります。

よかったこと・苦労したこと

山梨の良いところはビルの多い東京に比べ山が近くにあり、自然に触れやすく景色が綺麗なところや、人が少なくのんびりできるところ、待機児童が少ないので子育てをしやすいところです。また東京から近いことも魅力的だと思います。さらに農業を始めたことによって、農家のつながりで野菜や果物を買わないで済むようにもなりました。そして東京にいた頃に比べ妻と2人の時間が増え充実した日々を過ごしています。
次に山梨で苦労したのは急に車が必要になったことです。山梨に住んでいるとまず車がないと生活が不便です。また農業をする人には市営住宅が住みにくいです。私は農業をしていますが、市営住宅だと土を持ってきてはいけないので住みにくく、空き家に住みたいのですが、空き家バンクの件数も少なく、空き家に置かれた物の処分の問題もあり空き家バンクがあまり機能していない状況です。だから集積機能を向上させた方が良いと思いました。あとは、畑をしている面では資金を集めないといけないので農業をするのにハードルが高いです。

移住を検討している方へのメッセージ

私は物事にすることにあまり不安を感じないタイプの人なので、山梨に移住することになっても不安はありませんでした。もし移住を考えているのであれば、考えるよりも先に実際にその地に行ってみて、いろんなものを見ると良いと思います。実際に行ってみることによって解決する問題があると思います。

お問い合わせ先

笛吹市総合政策部企画課

〒406-8510 笛吹市石和町市部777 笛吹市役所 本館

電話番号:055-261-2032 ファクス番号:055-262-4115

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