更新日:2022年4月1日
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赤ちゃんはお母さんから病気に対する抵抗力(免疫)をもらって生まれてきますが、生後3ヶ月から12ヶ月頃にはその力が自然に失われます。
予防接種は、お子さんの病気を予防するため、また、周りへの感染を防ぐために大切な手段です。
予防接種には、予防接種法によって対象者及び接種期間などが定められた定期予防接種と、個人の判断で自主的に行う任意予防接種があります。
母子健康手帳の予防接種記録を確認し、まだ接種が済んでいない予防接種は、早めの接種をおすすめします。
定 期 接 種 |
予防接種の種類 | 回数 | 法律で定められている接種期間 | |
---|---|---|---|---|
BCG | 1回 | 1歳未満 | ||
四種混合※1 (ジフテリア・百日咳・破傷風・ポリオ) |
1期初回 | 3回 | 生後3か月〜90か月(7歳6ヶ月)未満 | |
1期追加 | 1回 | |||
二種混合 (ジフテリア・破傷風) |
2期 | 1回 | 11歳〜13歳未満 | |
麻しん風しん混合 | 1期 | 1回 | 生後12か月(1歳)〜24か月(2歳)未満 | |
1期 | 1回 | 5歳〜7歳未満で小学校就学前の1年間 | ||
水痘(みずぼうそう)※2 | 2回 | 生後12か月(1歳)〜36か月(3歳)未満 | ||
日本脳炎 ※3 | 1期初回 | 2回 | 生後6か月〜90か月(7歳6ヶ月)未満 | |
1期追加 | 1回 | |||
2期 | 1回 | 9歳〜13歳未満 | ||
ヒブワクチン ※4 | 1〜4回 | 生後2か月〜60か月(5歳)未満 | ||
小児用肺炎球菌 ※4 | 1〜4回 | 生後2か月〜60か月(5歳)未満 | ||
子宮頸がん予防(HPV) ※4 | 3回 | 中学1年生〜高校1年生相当 | ||
B型肝炎 ※5 | 3回 | 生後2か月〜1歳未満 | ||
ロタウイルス ※6 |
1価2回 5価3回 |
生後2か月~6か月未満 生後2か月~8か月未満 |
※1 四種混合か三種混合とポリオのどちらかを接種。これからはじめて接種される方は原則として四種混合になります。
※2 予防接種法の改正により、平成26年10月1日から、定期接種になりました。水痘に罹患した方は対象外です。
※3 平成17年から21年の間に接種勧奨差し控えにより接種機会を逃した方々にはついては、特別な接種機関があります。
下記に案内がありますのでご確認ください。
※4 予防接種法の改正により、平成25年4月1日から、定期予防接種になりました。
接種にあたっては、有効性とリスクを理解したうえで受けてください。
※5 予防接種法の改正により、平成28年10月1日から、定期接種になりました。
※6 予防接種法の改正により、令和2年8月1日以降に生まれた者から、定期接種になりました。
契約医療機関にて接種できます。
任 意 ※ |
予防接種の種類 | 回数 | 公費で接種できる期間 | |
---|---|---|---|---|
おたふくかぜ | 1回 | 1歳〜2歳未満 |
※接種費用の一部補助を行います。おたふくかぜ(1回3,000円)対象者には補助券を郵送します。
契約医療機関にて接種できます。
日本脳炎の予防接種は、1期(初回1回目・2回目・追加の計3回)の接種を生後6月から90月の間(推奨される年齢3~4歳)に、2期の接種を9歳以上13歳未満の間(推奨される年齢9歳)に行うこととなっています。
しかし、国の方針により、平成17年5月から平成22年3月まで接種の積極的な勧奨が控えられていたため、接種が不十分な方がいます。
そういった方については、予防接種法施行令等の改正により平成23年5月20日以降、次のとおり接種を受けることができるようになりました。
過去の接種状況により20歳になるまでの間に、次の区分により接種を受けることができます。
※平成9年10月1日から平成19年4月1日までに生まれた方に対しては、平成22年の予防接種実施規則の改正に伴い、平成22年9月から平成23年6月までに順次、1期接種についての個別通知を行いました。送付した予診票の有効期限は、平成9年10月1日から平成16年4月1日までに生まれた方は13歳未満まで、平成16年4月2日から平成19年4月1日までに生まれた方は7歳6ヶ月未満までとなっております。接種期間は20歳未満までと大幅に延長になりましたが、早めに接種することをお奨めします。お送りした予診票の有効期限が切れてしまった場合は、再交付しますのでご連絡ください。(有効期限が20歳未満までの予診票を交付します)
2期接種については、以下のとおり順次個別通知を行いました。
平成19年4月2日から平成21年10月1日に生まれた方で、平成22年3月31日までに1~2回接種を受けている方
生後6月から90月及び9歳以上13歳未満の間に1期不足分(1~2回)を6日以上の間隔をおいて接種できます。
なるべく90月までに1期の接種を行うことをお奨めします。
※平成19年4月2日から平成21年10月1日に生まれた方で、平成22年3月31日までに日本脳炎の接種を全く受けていない方は、通常の接種の方法となります。
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