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更新日:2024年8月13日
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赤ちゃんはお母さんから病気に対する抵抗力(免疫)をもらって生まれてきますが、生後3か月から12か月頃にはその力が自然に失われます。
予防接種は、お子さんの病気を予防するため、また、周りへの感染を防ぐために大切な手段です。
予防接種には、予防接種法によって対象者及び接種期間などが定められた定期予防接種と、個人の判断で自主的に行う任意予防接種があります。
母子健康手帳の予防接種記録を確認し、まだ接種が済んでいない予防接種は、早めの接種をおすすめします。
予防接種の種類 | 回数 | 法律で定められている接種期間 | |
---|---|---|---|
BCG | 1回 | 1歳未満 | |
五種混合※1 (ジフテリア・百日咳・破傷風・ポリオ・Hib感染症) |
1期初回 | 3回 | 生後2か月〜90か月(7歳6か月)未満 |
1期追加 | 1回 | ||
二種混合 (ジフテリア・破傷風) |
2期 | 1回 | 11歳〜13歳未満 |
麻しん風しん(MR)※2 |
1期 | 1回 | 生後12か月(1歳)〜24か月(2歳)未満 |
2期 | 1回 | 5歳〜7歳未満で小学校就学前の1年間 | |
水痘(水ぼうそう)※3 | 2回 | 生後12か月(1歳)〜36か月(3歳)未満 | |
日本脳炎※4 | 1期初回 | 2回 | 生後6か月〜90か月(7歳6か月)未満 |
1期追加 | 1回 | ||
2期 | 1回 | 9歳〜13歳未満 | |
小児用肺炎球菌※5 | 1〜4回 | 生後2か月〜60か月(5歳)未満 | |
B型肝炎※5 | 3回 | 生後2か月〜1歳未満 | |
ロタウイルス※6 |
1価2回 または 5価3回 |
生後2か月~6か月未満 または 生後2か月~8か月未満 |
※1予防接種法の改定により、令和6年4月1日から定期接種となりました。五種混合か四種混合とHib感染症のどちらかを接種します。これからはじめて接種される方は原則として五種混合になります。
※2麻しん(はしか)の感染事例が報告されています。麻しん(はしか)の予防にはワクチン接種が有効ですので積極的に定期接種を受けましょう。
※3予防接種法の改正により、平成26年10月1日から、定期接種になりました。水痘に罹患した方は対象外です。
※4平成17年から21年の間に接種勧奨差し控えにより接種機会を逃した方は、特別に接種を受けることができます。下記に案内がありますのでご確認ください。
※5予防接種法の改正により、平成28年10月1日から、定期接種になりました。
※6予防接種法の改正により、令和2年8月1日以降に生まれた者から、定期接種になりました。
契約医療機関にて接種できます
【予防接種契約医療機関名簿】(PDF:165KB)(別ウィンドウで開きます)
子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)は、平成25年6月14日付け厚生労働省通知に基づき、これまで積極的な接種勧奨を差し控えてきましたが、令和3年11月26日付で厚生労働省は同通知を廃止し、個別勧奨を再開することを決定しました。
救済処置は令和7年3月31日で終了です。1回目の接種は令和6年9月までに受けましょう。
ワクチンは3種類あります。(令和5年4月1日より、9価のHPVワクチンも公費(無料)で接種できるようになりました。)
※接種はいずれか1種類で、原則として同じ種類のワクチンで接種を完了してください。また、規定回数のうち、既に1回目又は2回目までを接種している方は残りの回数となります。
※任意接種も含めて既に規定回数の接種を完了している方は、追加で接種する必要はありません。
ワクチンの種類 | 接種回数 | 標準的な接種間隔 | |
---|---|---|---|
対象年齢 | 回数 | ||
シルガード9(9価) |
初回接種時の年齢が15歳未満 |
2回(※) |
初回接種の6か月後に追加接種 |
初回接種時の年齢が15歳以上 | 3回 | 初回接種の2か月後と6か月後に追加接種 | |
ガーダシル(4価) | 全年齢共通 | 3回 | 初回接種の2か月後と6か月後に追加接種 |
サーバリックス(2価) | 全年齢共通 | 3回 | 初回接種の1か月後と6か月後に追加接種 |
※2回目の接種が初回接種から5か月未満となった場合は、3回目の接種が必要になります。
契約医療機関にて接種できます。
【予防接種契約医療機関名簿】(PDF:90KB)(別ウィンドウで開きます)
接種の前に、ご本人とご家族でリーフレットを必ずお読みください。ワクチンの効果(ベネフィット)とリスク等について、十分にご理解いただいた上で、接種についてご検討いただきますようお願いいたします。
厚生労働省作成リーフレット(詳細版)(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
予防接種の種類 | 回数 | 公費で接種できる期間 | |
---|---|---|---|
おたふくかぜ | 1回 | 1歳〜2歳未満 |
契約医療機関にて接種できます。
【予防接種契約医療機関名簿】(PDF:165KB)(別ウィンドウで開きます)
日本脳炎の予防接種は、1期(初回1回目・2回目・追加の計3回)の接種を生後6月から90月の間(推奨される年齢3~4歳)に、2期の接種を9歳以上13歳未満の間(推奨される年齢9歳)に行うこととなっています。
しかし、国の方針により、平成17年5月から平成22年3月まで接種の積極的な勧奨が控えられていたため、接種が不十分な方がいます。
そういった方については、予防接種法施行令等の改正により平成23年5月20日以降、次のとおり接種を受けることができるようになりました。
過去の接種状況により20歳になるまでの間に、次の区分により接種を受けることができます。
※平成9年10月1日から平成19年4月1日までに生まれた方に対しては、平成22年の予防接種実施規則の改正に伴い、平成22年9月から平成23年6月までに順次、1期接種についての個別通知を行いました。接種期間は20歳未満までと大幅に延長になりましたが、お送りした予診票の有効期限が切れてしまった場合は、再交付しますのでご連絡ください。(有効期限が20歳未満までの予診票を交付します。)
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