笛吹市立春日居中学校(ふえふきしりつかすがいちゅうがっこう)

学校長挨拶

春日居中学校は、西に御室山、兜山を仰ぎ、春には一面ピンク色に染まり、世界農業遺産にも登録された果樹地帯にあります。これからの時代は、人とのよりよい人間関係を構築できる力が重要になると考え、校訓『自主・敬愛』の下、『「あじみそ・みかた」挨拶・時間・身だしなみ・掃除もしっかりいたします。見て・感じて・他人のために春日居魂ここにあり』をスローガンに掲げています。暖かい地域・家庭に見守られ、毎日の教育活動に生徒・教職員が一丸となって、互いの良いところを認め合い、ともに学びながら取り組み続けています。

学校紹介

春日居中学校がある春日居町は、甲府盆地の北東部、笛吹川の右岸に位置し、北西部に秩父山系の兜山を背に開けた肥沃な土地です。南は石和町、北東は山梨市、西は甲府市に隣接し、戦後設置された国鉄別田駅は、平成5年に春日居町駅と名称を変更し、JR中央線は国道に平行して町を東西に走っています。町の人口は約7300人余、ハンセン病患者救済活動に生涯を捧げた小川正子女史を生み、古き奈良・平安の時代に国府が営まれた寺本廃寺、国指定重要文化財山梨岡神社や県指定無形文化財太々神楽等を有しています。政治・文化の歴史ある、教育に大変理解の深い地域です。

昭和40年に温泉が湧出して以来、桃・葡萄などの果樹、また、観光・湯の町として、恵まれた自然環境と人間社会の調和のとれた住みやすい地域として発展しています。

町内1小・1中学校であった本校では、平成25年度より、春日居小学校の児童の他に石和北小学区の一部からも、区域内通学が認められるようになり、生徒数が少しずつ増えつつあります。生徒は大変、純朴で、何事にも『一生懸命』に取り組む姿勢がみられます。学校規模は、けっして大きくはありませんが、学習面、運動面ともに、大きな成果を上げています。

校訓『自主・敬愛』のもと、本校には、生徒間、教師間の『合い言葉』があります。それは『人生は、あ・じ・み・そ』『み・か・た』です。つまり、『あいさつを爽やかにすること・じかんを守ること・みだしなみを整えること・そうじを進んで行うこと』これらが、まず当たり前にできるような大人になろうということです。さらには、『見て・感じて・他人の為になる言動ができること』こんな生き方ができる大人になることを目指し、生徒・教職員が一丸となって日々の教育活動に取り組んでいます。

学校特色

本校の教育活動のうち、伝統の合唱は、確実に受け継がれており、生徒は誇りをもって取り組んでいます。読書活動は朝読書が定着し活発です。部活動は人数が少ない中、市や県の大会で成果を上げています。季節部ながらラグビー部は、東日本大会まで出場した実績があります。また、太鼓隊の活動も定着しており、「国府の風」「春日」「兜山の唄」等の勇壮な演奏は、本校の特色の一つとなっています。

生徒会の『各種委員会活動』では、思考力・判断力・表現力の育成を図ろうと力を入れています。自分たちの生活実態を見つめさせ、課題を発見させ、その解決策を考えさせ、取組を工夫・実践させており、『委員会集会』では、生徒が自主の力で企画・運営をしています。

さらに教職員も『より良い学び手の育成』を校内研究のテーマとして、主体的に根拠を明確にして伝え合うことのできる生徒の育成を目指して研究を進めています。

このように、春日居中学校は、生徒一人一人の輝く笑顔で満ちあふれた、明るく活気のある学校です。

学校概要

学校長：清水健
教職員数：27名
生徒数：223名
住所：〒406-0015笛吹市春日居町鎮目613-2
電話番号：0553-26-2024

校歌

一　山また山の　風若く

　甲斐にあふれる　花の春　

　望みも命も　いま燃えて

　こころ豊かに　学ぶ日よ　

　春日居中学校　さわやかに

　わが青春の　窓ひかる

二　自主敬愛の　道に立ち

　生きて優しく　世に尽くす

　まことの勇気よ　胸に湧け

　思い清かな　ふるさとよ

　笛吹く　流れも　澄む水の

　声美しく　愛うたう

三　日ごとに力　たくましく

　兜　御室に　見守られ

　実りの季節を　信じつつ

　共に未来を　目ざす日よ

　春日居中学校　あたたかく

　わが生涯の　灯を点せ

笛吹市立春日居中学校(ふえふきしりつかすがいちゅうがっこう)

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