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更新日:2025年2月17日
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近年、全国的にクマの出没が増加しており、笛吹市内でも春先から秋にかけて登山道や山に近い地域でツキノワグマが目撃されることが増えています。
それに伴い、農作物への被害が発生したり、地域住民や登山者の安全が脅かされる場合があります。
これらの被害を防ぐためにも、次のことに注意しましょう。
庭先や畑に野菜や果物、生ごみ、ペットフードなどが置いてあると、それがエサになってクマや他の野生動物を引き寄せてしまいます。不要なものは穴に埋めたり、ごみ箱に入れるなどしてエサを野外に放置しないようにしましょう。
また、不要となった柿や栗などの実が生る樹も、放置しているとクマのエサになりますので伐採しましょう。
ぬか漬けなどの発酵食品や肥料、ペンキ塗料や燃料などの匂いの強いものもクマを引き寄せてしまいます。
これらも野外に置かずに物置などの屋内で保管しましょう。
畑や空き地を放置してしまうと雑草や雑木が繁茂し、クマなどの野生動物の隠れ家となってしまいます。
定期的に草刈りして見通しの良い環境を作り、人とクマの生活圏を区別しましょう。
山や森はクマの生活圏です。
そのことを忘れずにクマとの遭遇をできる限り避けるように行動しましょう。
山梨県自然共生推進課ではクマによる被害を防止するために、Xでクマの出没情報の速報を配信しています。
また、HPではクマの出没マップも公開しています。
入山する前にこれらの情報を活用して目撃情報の多い場所を避けるルートを計画しましょう。
クマが活動する時間帯を避けることで、バッタリと遭遇する可能性を減らしましょう。
鈴や笛、ラジオなど、音のする物を身につけて人間の存在を知らせましょう。
ただし、川や渓流の近くなど周囲で別の騒音が響いている状況では、鈴やラジオの音が伝わりにくく効果が薄くなりますので注意してください。
子グマの近くには親グマがいる可能性があります。
親グマは子グマを守るために攻撃的になっているので大変危険です。
周辺を警戒しながらすぐにその場から離れましょう。
まずはクマを興奮・混乱させないために、慌てず、騒がず、静かに動きましょう。
大きな声を出したり、急な動作をしたり、石などの物を投げたりするのはクマを刺激することになるのでやめましょう。
また、近距離で遭遇してしまった場合は、クマを見ながらゆっくりと後退してください。
クマは背中を向けて逃げたものを追いかける習性があるので、慌てて逃げると襲い掛かってくる可能性が高まり大変危険です。
クマを目撃した場合は農林振興課までご連絡ください。
目撃場所や頭数、その時のクマの様子などをお聞きいたします。
また、出没場所が住宅街の中など緊急性が高い場合は笛吹警察署(055-261-0110)への通報もお願いいたします。
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